「三度目の、正直」-->「パリ、テキサス」

映画「三度目の、正直」の、川村りらさん(「ハッピーアワー」で船乗って失踪する純さん役の人)が浜辺で笑ってるのが無音で、手持ちっぽい画面でフィルムみたいな(?)処理がされている感じで何ショットか映るシーン。「おっパリテキ?」と思ってそのまま何となく忘れていたが、ちゃんと監督が言及してくれていた。

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映画「パリ、テキサス」のホームビデオのシーン。妻と離別した夫が、二人が一緒だった頃のホームビデオを見る。まだ二人が親じゃなかった頃。現在の時制とはアス比や画面の見た目がわかりやすく違う映像を直に映す。シンプルで応用が効きそう

しかし読んでみたらなんか思っていた言及の仕方と違った。

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そうなんだ

でもあの画面と「パリテキサス見ました」って言及してくれてるの見つけられただけでもいいか 多分元ネタだろ パンフとかに書いてあんのかな? 買い忘れた

「自分のことばっかり考えて…」とかみんな言われていても、いざ自分のことを話し出してみて体の外に出してみると一週間もしないうちに自分の中の面白い話は全部出尽くしてしまうと思う。みんなの言いたいことがほかのみんなの聞きたいことなのが理想だが、新しく赤ちゃんは生まれるし人間にはまだ寿命があるからそんな全員が熟練した社会は今のところ待たない方が気楽だと思う。自分の記憶や感情や嘘が誰かを喜ばせられたらとても嬉しいけど、音符を書くより歌って弾いてそれを録るのが早い時代だから、いまさら文字なんて書かれるばかりで読まれないかと思う。頭と人がいい親と散らかった部屋で育った人間として、自分の理想をふんだんに入れた自画像を残しておきたい。行動が感情の履歴だというのを一番仲のいい友達が散々教えてくれていたのに、僕がそれを肉体的に理解できたのはつい最近になってからだった。すごくいい友達だ。焦った時に部屋を片付けて、片付け終わったらどうなるんだろう。片付け終わったことがないから知らない。それでも最近は片付いてきた。反抗期だ。少し買ってもう少し捨ててる。自意識と同じ大きさの部屋で、平日の昼に頭抱えてる